瞬間冷却パックの存在は知っているけど使ったことがない方、こんなお悩みありませんか?
- なぜ瞬間冷却パックはすぐ冷えるのか仕組みが知りたい
- 成分はどうなってるのか?子どもでも安心して使えるの?
- 使った後の捨て方が知りたい
- どんな時に役立つのかシーン別にしりたい
確かに、一瞬でキンキンに冷える瞬間冷却パックの仕組みは謎ですよね。使用するなら仕組みを知ったうえで安心して使いたいと思う方もおられるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、瞬間冷却パックの仕組みの紹介、暑さ対策などシーン別の使用方法や捨て方まで解説しています。
この記事でわかること
- 冷却パックの中に入っている「尿素」や「硝酸アンモニウム」が水とまざると吸熱反応がおこる
- とくに硝酸アンモニウムタイプは、5℃くらいまで一気に下がる
- 冷却パックは基本的に「燃えないゴミ」または「一般ごみ」として処分
- アウトとアでは氷嚢代わりにパッと使えて便利
- 子どもにも安心して使えるのでベビーカーに乗る子どもにも大活躍
- スポーツ、レジャー、熱中症対策、災害時など幅広い場面で活躍してくれる心強い存在
- 防災グッズとして停電中でも冷やせるので重宝する
では詳しく説明していきますね。
↓楽天ならポイント還元でお得にお買い物ができますよ♪
瞬間冷却パックの仕組み解説

画像リンク先:楽天市場
瞬間冷却パックの仕組みについて説明しますね!
①化学の魔法!なぜ冷える?吸熱反応とは
瞬間冷却パックが一瞬で冷たくなるのは、「吸熱反応」という化学のしくみが使われているからなんですよ。
この吸熱反応とは、ある物質が水に溶けるときに、まわりの熱をうばって冷たくなる現象のことなんです。
具体的には、冷却パックの中に入っている「尿素」や「硝酸アンモニウム」が水とまざると、この反応が起きます。とくに硝酸アンモニウムタイプは、5℃くらいまで一気に下がります。
このとき、周囲の温度が一気に下がって、氷みたいに冷たくなるわけですね!
しかも、電気も冷蔵庫もいらないから、持ち運びにもすごく便利です。
②冷却パックの中身と成分
パックの中には、2つの部分があります。
ひとつは、白い粉の「硝酸アンモニウム」や「尿素」などの薬品。↓

もうひとつは、小さな水袋です。
この水袋を中でつぶすと、水と薬品が混ざって、さっき説明した吸熱反応が始まります。
たったそれだけで冷たくなるなんて、不思議ですよね~!
③瞬間冷却のメカニズム
では実際にどんな流れで冷たくなるのでしょうか?
ステップはたったの3つだけ。
- 水袋を強く押して破る
- 中の水と薬品が混ざる
- 吸熱反応で冷却が始まる
わずか数秒で、キンキンに冷えた状態になります。
【安全に使うためのポイント】
破れてしまうと中の薬品が出てしまうので、力を入れすぎないようにしましょう。
また、肌に直接当てると凍傷になることもあるので、タオルなどで包んでから使うのがおすすめです。
とくに子どもや高齢者には、短時間だけ使うようにした方が安全ですね。
冷たさは10分〜30分ほど続くので、応急処置にもぴったりなんです!

最近の製品は長時間利用目的で、90分冷たさが続くものもあります!そして、再度凍らせると「保冷剤」として再利用可能なものもありますので用途に応じたものが選べるといいですね!
④氷との違いと比較
冷却パックと氷は似ているようで、じつは使い方が全然ちがうんですよ。
氷は冷やすのに冷凍庫が必要だけど、冷却パックは常温でOK。
しかも氷は重たいけど、パックは軽くてかさばりません。
一方で、冷却時間は氷のほうが長持ちする場合もあります。
項目 | 瞬間冷却パック | 氷 |
---|---|---|
冷却の早さ | ◎ 数秒で冷える | △ 時間がかかる |
持ち運び | ◎ 軽くて便利 | △ 溶けやすく重い |
冷却時間 | △ 10〜30分 | ◎ 長持ち |
場面によってうまく使い分けるのがコツなんですね^^
瞬間冷却パック使用の注意点と使用後の処理方法

画像リンク先:楽天市場
瞬間冷却パック使用の注意点と使用後の処理方法について説明しますね!
やってはいけない使い方
便利なパックですが、注意点もあります!
- 直接肌に長時間当てない
- 冷えすぎて痛みを感じたらすぐ外す
- 破れたものは使用しない
- 薬品を誤って口に入れない
このあたりは、必ず守って使いましょう!
特に小さなお子さんがおられる場合は誤って袋を破って薬品を口にしないようにきをつけてくださいね。
④破れた時の対処法
もしパックが破れちゃったら、慌てず冷静に対応しましょう。
まずは中身が手につかないように、ティッシュなどで包んでください。
こぼれた場所は水拭きで丁寧にふき取りましょう。
皮膚についてしまった場合は、すぐに流水で洗い流せばOK。
心配なときは、皮膚科や薬剤師さんに相談しても安心です!
④使い終わった後の処理方法
使用後、捨て方はどうすればいいの?と思う方も多いはず。
冷却パックは基本的に「燃えないゴミ」または「一般ごみ」として処分できます。
ただし、自治体によって分別が異なる場合もあるので、念のため確認しておくと安心です。
中身がもれた場合は、しっかり拭き取ってから捨てましょう。
手についたときは水でしっかり洗い流してくださいね。
熱中症・ケガなど用途別の活用シーン

画像リンク先:楽天市場
熱中症やケガなど、用途別に活用シーンをご紹介します。
①スポーツや部活での応急処置

画像リンク先:楽天市場
運動中のケガや捻挫には、冷却パックがとっても役立ちます!
すぐ冷やすことで腫れや痛みを抑えられるんですよ。
持ち運びも簡単だから、部活バッグに1つ入れておくと安心ですね。
とくに夏の炎天下では、クールダウンにも活躍してくれます。
氷のう代わりに、パッと使えるのが嬉しいところ!
②夏場の外出・熱中症対策
↓長時間屋外で作業をされる方は専用ベストに入れて熱中症対策ができます♪↓

画像リンク先:楽天市場
夏のお出かけって、熱中症が心配ですよね。
そんなときこそ、冷却パックが救世主!
首やわきの下に当てるだけで、体温がスーッと下がります。

ベビーカーに乗る子どもにも大活躍です。保冷剤いらずで、持ち歩きにもぴったり!最近はベビーカーにも取り付けポケットがあったりしますよね。
子どもにも安心して使用できるのが嬉しいですよね。
【関連記事】>>長時間屋外で過ごすときのひんやりグッズをシーン別に紹介しています!こちらから!
③アウトドアやレジャーの便利グッズ

画像リンク先:楽天市場
キャンプやフェスでも、冷却パックがあれば暑さ対策はバッチリ!
クーラーボックスがなくても冷やせるのがポイント。
虫刺されや軽い熱中症の応急処置にも使えます。
持っていくだけで安心感がアップしますね!
日差しの強い日の“お守り”として1つどうぞ!
【関連記事】>>スティックタイプのシリコーン氷嚢はアウトドアに大活躍!ピーコックの氷嚢の記事はこちらからどうぞ♪
④災害時の備えとしても活躍

画像リンク先:楽天市場
実は冷却パック、防災グッズとしても優秀なんです!
停電中でも冷やせるので、体温調節が必要なときに便利。
災害時、避難所で熱やケガをしたときの応急処置にも使えます。
軽くてかさばらないから、非常袋に常備しておきたいですね!
災害時の“冷たい安心感”、これは本当に助かります。
↓こちらは福島県の企業開発の防災リュック。これからの時代、安心のために1人1リュック持って備えておきたいですね。そこに冷却パックもプラスすれば◎
子どもや高齢者も使える?気になる疑問を解消
瞬間冷却パックに関する、よくある疑問や不安をまとめて解消していきます!
①冷たすぎる?肌への影響
「凍るほど冷たいんじゃないの?」と心配になる方も多いかもしれません。
実際には、パックの種類によって冷え具合は異なりますが、肌に直接当てると刺激が強すぎることもあります。
とくに長時間当てると、低温やけどのような症状が出ることも。
布やタオルでくるんで使えば、そのリスクはぐっと減りますよ。
冷えすぎると感じたら、少し時間をあけて使うのもポイントです。
②子どもでも安全に使える?
お子さまの体はとってもデリケート。
でも、尿素タイプの冷却パックは比較的マイルドな冷たさなので、安心して使えます。
使用時間は10分以内が目安で、タオルなどで包むことは必須です!
自分で扱わせず、大人がサポートする形で使うのがベストですね。
冷却中はお子さんの様子をこまめにチェックしてあげてください。
③高齢者への使用時の注意点
高齢者の方も、体温調節がうまくいかないことがあります。
そのため、瞬間冷却パックはとても役立ちます。
ただし、血行が悪くなりやすいので、冷やしすぎには注意が必要です。
短時間ずつ使って、こまめに休憩をはさむのがおすすめです。
冷却中に寒気や違和感が出たら、すぐに使用を中止しましょう。
④室内利用での便利な工夫
暑い日には、おうちの中でも冷却パックが大活躍します!
たとえば、首元やわきに当てると一気に体がラクになりますよ。
エアコンが苦手な方や、夜寝苦しいときにも使えます。
テレビを見るときや勉強中など、手軽に涼をとれるのが魅力です。
1〜2個ストックしておくだけで、夏がもっと快適になりますよ◎
瞬間冷却パックの仕組みとは?暑さ対策など活用シーン使用方法や捨て方まで解説!まとめ
この記事では、瞬間冷却パックの仕組みの紹介、暑さ対策などシーン別の使用方法や捨て方まで解説してきました。
- 冷却パックの中に入っている「尿素」や「硝酸アンモニウム」が水とまざると吸熱反応がおこる
- とくに硝酸アンモニウムタイプは、5℃くらいまで一気に下がる
- 冷却パックは基本的に「燃えないゴミ」または「一般ごみ」として処分
- アウトとアでは氷嚢代わりにパッと使えて便利
- 子どもにも安心して使えるのでベビーカーに乗る子どもにも大活躍
- スポーツ、レジャー、熱中症対策、災害時など幅広い場面で活躍してくれる心強い存在
- 防災グッズとして停電中でも冷やせるので重宝する
瞬間冷却パックは“知っておくととても便利便利”な化学アイテム!
仕組みを知っておくことで、安全に使えて効果もアップしますよ。
あなたの生活に、ひんやりとした安心感がプラスされますように!
↓楽天ならポイント還元でお得にお買い物ができますよ♪
コメント